今週は、全日を通して、弱い１週間になりました。唯一の上昇業種としては、銀行業だけが、強い勢いで上昇していきました。他のセクターは、ほぼほぼマイナスに落ちていると思われます。
日銀の黒田総裁の想定外の利上げ宣言（本人は否定してますが・・・）。10年債利回り金利上昇に伴い、株価は一気に大幅に下降しました。このサプライズは誰も想定しなかった状況かと思います。
これに伴い、日本10年債利回りは上昇、ドル円は円高へ、と大きく動きました。
今後の動向予想と戦略について
今後は、さらに日本10年債利回りが上昇する懸念がある事から、さらに円高へと動く可能性があります。米国株取引を短期で行っている人は、株価だけではなく、為替の影響も受ける為に注意が必要と思われます。
理由は、ドル円が円高に振れる事で、ドルの価値が下がっていくからです。1ドル⇔130円で買ったドルが、来年になって、もし、1ドル⇔120円になったとすれば、7％近い価値の下落となります。130円の時期に購入した米国株が、7％以上の上昇をしなければ、円に戻した時にマイナスとなってしまいます。
しかし、長期でトレードしている人は、再度130円に戻るタイミングで売り抜ければ良いので、この限りではないです。
また、日本の金利の上昇は、日本の株式市場にとっても、良い環境とは言えない為、今後の株式取引にも慎重さが求められる状況かと思います。
株式市場における金利の重要性については、以下の記事を参考
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