誰でもできるリスクの少ない投資方法についての説明になります。
株式投資というと、過熱した時だけ取引して、大損するケースが多いです。
私もその一人でした。一昨年、億を稼ぐ人が結構多く輩出され、その人気に乗って、参入したものの、初年度は、-30万円の結果となりました。
これを糧として、人の倍勉強する事を目標として、様々な視点から改善をしていった結果、
昨年度は、+30万円の利益となりました。
今回は、昨年度から始めた取引におけるポイントの中で、これだけやっておけば大損はしないだろうというポイントを説明していきたいと思います。内容は以下になります。
【株式投資】ドルコスト平均法について
投資方法の中で、一般的なリスクの少ない投資法と言われて、良く紹介されているのが、ドルコスト平均法があります。
一定の金額を定期的に積み立て投資をする事で、最終的に平均的になるという投資方法です。
言葉だけでは分かりにくいと思いますので、図で表すと以下の様になります。
「一定の期間(赤丸の箇所)」で、「一定額の金額」を積み立てていく方式の投資法です。
この投資法を行っていくと、
スタート時の金額よりも高値で買った時はマイナス(青〇箇所)、スタート時の金額よりも安値で買った時はプラス(赤〇箇所)となり、最終的に、終了時にスタート時と同値で終わった時に、+-が相殺されて、ほぼリスクなしで投資ができると言われている方法です。
これを真に受けて、毎月コツコツ投資している人が多いと思います。
TVや証券会社がおススメする方法を、何の検証もせずに、真に受けて行う事は、全く意味がありません。
理由は、TVや証券会社は、投資を広告する側だからです。メリットが無いという訳ではないですが、絶対ではありません。
【株式投資】ドルコスト平均法の欠点について
皆さんは、TV広告で、「この商品は凄いよ」と勧めてくる商品を全て真に受けて購入しますか?しないですよね。なら、何故、リスクのなる投資に関して、簡単に真に受けて、自分の大切な資産をあっさりと投資しちゃうんですか?
では、このドルコスト平均法の欠点をお話します。
このドルコスト平均法は、絶対的な前提条件が必要です。
それは、スタート時の金額よりも同値か上がっている事が前提となっている事です。
図で表すと以下になります。
スタート時だけでなく、全投資がマイナス(青〇箇所)になっている事が一目でわかると思います。
これは、終了時の金額よりも安値で買わないとプラスにならないという事を表しています。
これが、このドルコスト平均法の盲点であり、最大の欠点です。
【株式投資】今は、投資時期として良い時期なのか?
次に、日経平均225を見てみましょう。
下記の図は、日経平均225を年足で見た図です。今のスタート値は、高いですか?安いですか?
高いと思います。私はそう見ます。この水準に再びくる事はあるかもしれませんが、簡単に来るとは思えません。
【株式投資】リスクの低い/良い投資方法とは、どういったものなのか?「仮:基準線投資方法」
ここからが、本題です。では、リスクの低い投資方法ってどういうものなの?
簡単に言ってしまえば、
チャートの下半分より下で買えばいいんです。
たったこれだけです。
上記の日経平均225のチャートを例にすれば、黄色線が半分位かな?(ざっくりで良いです)の所に基準線を入れて、基準線より下に行った時に、買う。これだけです。
株価や、通貨取引にしてもそうですが、価格は常に上下します。
取引における大前提は、「安い時に買って、高い時に売る」です。
皆さんもスーパーなんかで、いつも買っている商品がセールなんかで安くなっている時は、お得だと思って買いますよね。それと同じことです。わざわざ高騰している時期に買わないですよね。
【株式投資】ドルコスト平均法との違い
では、実際にドルコスト平均法と、どのようにリスクが違ってくるのかを見てみましょう。
下図がその内容になります。
先程と同じような下落トレンドの状態の時に、基準線を設け、その基準線より下値あるいは同値になった時だけ購入する方法場合です。黒枠点線時は購入しない。青丸時は購入しています。
青丸時の購入は1か所だけとなる為、大幅にリスクが減らせていると思います。但し、その分、投資機会は減るという事になります。
【株式投資】今後の対策は、どうしたらよいのか?
既にidecoや積み立て投資を始めている人は、どうしたらよいのかを説明します。
げげ!、ドルコスト平均法が良いって聞いていたのに、そんな落とし穴があったなんて、知らなかったよ。
もう昨年から、将来の為にと、コツコツ貯めてきたのに、なんてこった。今すぐ投資をやめた方が良いのかな?
いえいえ、せっかく貯めた資金を、ここで崩す事は損切となってしまい、せっかく使った資金を減らしてしまいますので、やめましょう。
でも、このまま投資を続けていても、損が増えていく事になるんじゃないですか?
確かに、そうですね。このまま下落し続ければ、大きな損になってしまいます。しかし、上がる可能性もゼロではありません。ここで切ってしまった後に、上がってしまったら、それも大きな損失になってしまいます。
ですから、投資の見直しをするんです。
投資の見直し?どうすればよいの?
投資金額を調整するんですよ。
具体的にどのような調整をするのかというと、日経平均を例にとれば、以下の様になります。
上記は、あくまで一例です。設定方法はご自身の予算や考えで決めて下さい。
積み立て金額の割合や金額変更については、各証券会社の設定画面から確認して下さい。
【株式投資】これから、積み立てを始める人はどうしたらよいのか?
これから、始める人は、2通りの方法が考えられます。
1つ目は、上記のような、買い方をするケース。
2つ目は、基準線以下でなければ、買わないケースです。
下記画像が例になります。
株価は、どちらに振れるか、誰も全く予想はできません。
ここからさらに上昇して、最高値を更新という可能性もゼロではありません。その時には、買わない選択肢は、投資機会を逃してしまう事になります。
投資を最終的にどのような形で、行っていくのかは、ご自身の予算と考えで行っていって下さい。
あなたの資産が少しでも増える事を願っています。良い投資ライフを!(P.S.私も今年はもっと利益が取れるように頑張ります!)
【株式投資】NISAが今、熱い。NISAに知っておこう。
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