

今週の値動きについて
6月とはうって変わって、7月からは弱い値動きに変わったと感じます。日経平均のチャートを見ても高値を超えたかに思えましたが、ダブルトップを付けているようにも見え、この先下値割れするようだと、下落目線へと変わっていく可能性が高いと思われます。

週間セクターを見ても概ねマイナスのセクターが多く、海運と銀行だけが、大きく上昇した感があるだけに思われます。

日経平均はチャートはダブルトップにも見え、MACDはデッドクロスを組んで下落目線となっています。


騰落レシオは、今週は、月曜日を覗いて、値下がり>値上がりとなっており、非常に弱い1週間だった事を物語っています。

投資主体別売買状況は海外投資家の買い越しと、個人の信用と、投資信託の買いが増えており、売り圧力が高いかと思います。

もう1つの懸念事項は、米国の10年債利回りが急上昇している事です。ここ数日で、大きく一気に上昇しています。既に前回の高値付近まで上昇しており、同時にVIXもややですが、今までが13付近だったものが、ここに来て、一時17まで一気に上昇していました。



今後の動向予想と戦略について
6月の日本市場の過熱感は想像以上のものがあったと思います。また、その恩恵を受けて、それまで保有していたホルダーにとっては、大きな利益獲得のチャンスが到来していたと考えられます。
そして、ここに来て、「利確の売りが入ってきている」のでは?と想定されます。同時に米国利回りの上昇もあり、再び株式市場に逆風が吹きそうな感じがしています。
空売りが入って、一時的に踏み上げの上昇がある時もあるかと思いますが、全体としては、下降方向ではないかと、私的には想定しています(あくまで個人の見解です)。
7月に関しては、様子を見ながら、取引に参加していこうと思っています。

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