【株式投資】インデックス株の投資方法のポイント

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株式投資初心者の方は、有識者に株式投資のオススメをよく聞かれると思うのですが、その際にインデックス株投資を勧められると思います。個別株取引は判断が非常に難しい為、おススメをしないのだと思います。

とはいえ、インデックス株投資なら、何でもいいというのは早計すぎます。ある程度の知識があるのと、無いのでは、やはり取引の内容が大きく違ってくると思います。内容は以下になります。

まずは、下記にインデックス投資を実施した場合の試算表をエクセルにて計算した内容がありますので、見てみましょう。

毎月定額でインデックス投資をした場合

D~F列「毎月2,000円投資した場合(年間24,000円)」とG~H列「毎月5,000円投資した場合(年間60,000円)」の2パターンを作りました。

上記の試算表の「A~C列」は、株探での実際の年間の利回りを元に算出しています(A~C列に年率データを入力)。

F列とI列が年率を基に、得られる利回りの金額になります。

毎月の投資金額が多い方「I列(5,000円投資)>F列(2,000円投資)」が、最終的に得られる金額も当然増える事になります。当たり前の事ですが。。

インデックス投資での下落トレンドでの注意点

この表でのポイントは、4年目~8年目です。

累計投資額(E列/H列)>算出額(F列/I列)になっている事です。

日経平均のチャートを見て頂ければ、分かるように、株価が下落しており、年率も大きく下がっています。

トレーディングビュー

下落トレンドでは、それまでせっかく入金してきた投資金額が全てマイナスとなってしまう事が分かると思います(セルF6~F10、セルI6~I10)。この時に自身の元本が減ってしまったと思い、投資をやめてしまうケースがあります。

これは非常に勿体無いことです。株価というのは、上がったり下がったりするものです。

この下がった時もしっかりと投資しておく事で、再び値を戻した時(2014年)に、利回りが大きく上がる事になります。この事を覚えておきましょう。

変額でインデックス投資をした場合

次に、投資金額を変更して行った場合を考えてみましょう。下記の表は、D~F列「毎月2,000円投資した場合(年間24,000円)」とN~P列「下がった時に多く投資した場合(年間36,000円)」の2パターンを作りました。

N~P列の投資ポイントは、チャートで基準線を作り、現在値を基準値と考え、それより上がった場合に(最高値と考える)→金額を減らし、それより下に行った場合(安くなっている)→投資金額を増やすという方法です(チャートは下図参照)

トレーディングビュー

変額投資の内容は、

2005年は満額の24,000円を投資。2006~2007年は上昇し、最高値を付けた為、投資金額を半分に減額(12,000円)。2008年は下落して、2005年の基準線と同値になった為、24,000円の満額を投資。

2009~2012年は基準線より下に行っている為、投資金額を増額(36,000円)。2013年は基準線まで戻した為、24,000円の満額を投資。そこから先は、基準線より上に行っている為、投資金額を半分に減額(12,000円)し、投資し続けたケースとなっています。

実際に貰える金額は、毎月2,000円投資した方が、高い(セルF20>セルP20)です。

ですが、この表のポイントは、利回りは、1.804倍(セルF21)<2.128倍(セルP21)と変額投資した方が高い事が分かると思います。

変額投資は、投資金額は少なくても、利回りは高い

この投資方法のポイントは、投資金額が少なくても、より多くの利回りを獲得できる点です。

毎年、同額をただただ脳死で投資をするのもアリですが、より高利回りを実現するには、チャートが下がった時により、多くの投資をした方が、元値に戻った時に、大きく増やせるという事です。

株価がずっと右肩上がりにずっと上がり続けた場合には、最大投資を続けた方が、はるかに稼げますが、株価というのは、上がったり下がったりするものです。

ここで、話は変わりますが、2023年の日本市場の株価は、最高値を更新しています。

ニュースやYoutube等でもこの話題を取り上げており、ここに来て多くの個人投資家が、証券口座の開設をしているとの情報もあります。

しかし、この時に、満額を入れていくのは、この先の展開を考えた時に、、必ずしも最適か?というのは、やや疑問が残ると思います。最高値が投資を始めるきっかけの最適ではないという事です。

POINT

ここで例を出します。あなたは商売をする時に、高い値段で買って安い値段で売りますか?しないですよね。安い値段で買って高い値段で売りますよね。これと同じ事が株式投資でも言えます。熱がある時は、高い値段の時です。誰も株式投資に興味がない時(=株価が下がって誰も買いたくない時)が安い値段の時です。そして、熱がある時に売るのが株式投資で儲かるコツです。

勿論、満額投資で、このまま上昇し続ける可能性もある為、個々の投資方法を否定はできません。

しかし、満額で入れていった時、株価が下がった場合に、受けるダメージはより大きくなる為、そこで投資をやめてしまいがちです。

また、満額で入れるよりも、少し余裕を残しておいた方が、心に余裕持てると思います(心の余裕は投資においてとても大事です)。※この投資しなかった分を、下がった時の追加分として残しておくのが良いと思います。

こういった投資方法もあるという事を、頭に入れておくと、今後の展開にも恐れずに対応できると思います。漠然と投資をするのではなく、経済ニュースやチャートを見て判断をする必要性が分かるかと思います。

金額は少額でも、無理のない範囲で少しずつ投資をしておくと、10年~20年後には、老後資金等に余裕ができるかと思います。

この記事を参考にして、少しは株式投資に対して、怖さが無くなって頂ければ、幸いです。

株式投資を行うには、まず証券口座の開設が必要になります。ポイントサイト経由をすれば、お得に口座開設ができます。以下のサイトを見て頂くと、その方法が分かると思います。

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