今週の値動きについて
今週は、日経平均が3万円を超えて、ニュースでも沸いた1週間だったと思います。日本市場にとってはいいニュースだった思います。このニュースを受けて、SBI証券でも急遽、口座開設を駆け込みで開設する人が増えたようです。コロナ以降のレンジ相場からの3万円超えで、日本株式も見直されてきたのかなと思う反面、数値的には不安要素もある感じです。
月曜日は強い動きだったですが、それ以降は、それほど強い値動きという訳ではなく、やや失速気味という感じでした。
チャートはここ数日、急激な上昇を続けており、過熱感が大きいです。今後の急落に気を付けたい所です。勿論、ここからさらに上昇を続けるかもしれません。相場の動きは読みづらいものです。
海外勢の買い越しが未だ続いています。海外投資家の流入があると、株価もここまで上がるという事が目に見えて分かった一週間といった感じですね
株価の上昇とは裏腹に、値上がり銘柄数<値下がり銘柄となっている所が、気になる所です。これは、一部の銘柄だけが日経平均の株価を押し上げている状態となっており、今後の株価維持に懸念を抱かせる所となります。
今後の動向予想と戦略について
週の後半にかかって、米国の債務上限問題(デフォルト危機)がニュースで取り上げられた事で、米国/日本株式共に、下落といった状況になりました。米国のデフォルト危機は、何年か毎に繰り返されている事ですので、私の推測にはなりますが、恐らくクリアできるものと思っています。
しかし、クリアできたから良いというものではなく、米国債の信用度は下がる事になる為、何らかの形で市場にも影響が出るのではないかと思われます。
また、インフレについても未だ収まる傾向はなく、今後のFRBの動きにも注目する必要が有りそうです。さらなる金利引き上げが行われると、またまた金融不安を引き起こしかねないと思われます。
まだまだ市場は不安定な状況ですが、その中でも、上手く立ち回って、少しでも利益を残せるように、日々の経済ニュースをチェックして、素早い切替をしながら、取引をしていきましょう。
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