私が副業で実際にやってみた事をざっくりとまとめてみました。参考になれば見て下さい。
内容としては以下の事になります。どの内容にしても簡単に稼げるというものはなかったです(私のやり方が悪いだけかもしれませんが・・)。
それなりのメリット/デメリット、ポイントやコツがありますので、私が感じたものを記載しています。
1、Youtube動画作成
収益構造
YoutubeにUPした動画の再生回数に応じて、Googleから広告収入がもらえる。
メリット
1. 収益化が出来れば、毎月一定の金額が得られやすい
2. 人気Youtuberになれば、企業案件でさらに報酬がアップ。
3. 顔出しは必須ではなく、Vtuberでも稼げる
デメリット
1. 動画の再生数を上げていくまでの時間がかかる。
収益発生の条件が登録者数1000人と1年間の視聴時間4000時間を達成。そこまでのハードルが割と高いです。
2. 企画・撮影・編集と1人でやるには割と時間がかかる。
動画編集は時間を使います。サクサク作って、サクサク稼げるというものではないです。
又、動画に視聴者を呼び込む為には、日々動画を上げ続ける事とそれをSNS等で宣伝する必要があります。初めての動画投稿は、検索には、ほぼ引っ掛かりません。なので、自身で集客をする努力をしないと埋もれてしまいます。
※やってみたけど、登録者増えず、時間ばかりかかり、止めてしまうという人が多いです(私もそうでした)。紹介できる友達が多い人ほど良いと思います。
対策ポイント
1人でやらずに、動画編集をココナラ等でアウトソーシングしてやってもらう事で、定期的に動画をアップする事が可能になります。
又、撮影は、1人だとスマホで撮影する1人称視点撮影がメインになります。動物の日常や音楽等の動画であれば、1人でもやりやすいと思います。ただ、犬や猫の動画は競争も激しいので、ジャンル選びも大事なポイントです。※女性の方の動画は、比較的視聴者が集まりやすい傾向があります(主に男性視聴者がw)。
コスト
Youtube登録(無料)、動画撮影(iphone等を利用すれば無料)、動画編集(Youtube上のエディット機能で行うあるいは無料ソフトを使えば無料。但し凝った編集はできません)
基本、完全無料で出来ます。
しかし、動画撮影機材の購入や動画編集をアウトソーシングしたり、有料の動画編集ソフトを使う場合は、別途資金が必要となります。
2、ブログ作成(アフリエイト含む)
収益構造
ブログを作る(自分の趣味や日記を綴っていく)中で、アフリエイト商品紹介等を行い、商品が購入された時や、広告をクリック(Googleアドセンス等)してもらう事で、収益が発生します。
ブログには無料ブログ(はてなブログ/Bing/アメーバブログ等)と有料ブログ(X-server/ロリポップサーバー等)があり、有料のものは自分だけのドメイン(ネットの住所)を取得出来る為、無料に比べ、検索されやすいというメリットがあります。※無料は企業のドメイン内の住所となる為、検索にかかりにくい。※有料ブログでも年間15,000円程度で作る事が可能です。
最近では、NOTE(無料)を利用する人が増えてきています。NOTEはNOTE内で自身の作成データ等を販売する事ができる為、アフリエイトと言うよりは自作の商品をそのまま販売するといったイメージです。
メリット
1. ブログのネタは、自分の好きな趣味やネタ等、何でも良い。その為、導入は入りやすいです。
2. 広告クリック型のタイプは、金額は低いが、収益が発生しやすい。
広告の掲載にはASP(アフリエイトサービスプロバイダー)と契約する必要があります。審査が軽い為、3記事位書けば簡単に登録が可能。※Googleアドセンス(広告クリック型)は厳しめなので、しっかり対策してから審査を受けた方が良い。ある程度、ちゃんとできていれば、審査は通ります。
デメリット
1. 記事を書くのに時間がかかる。※1記事書くのに私は2時間位かかってしまいます。
2. 自分のブログにそもそも人がこない。
対策ポイント
記事作成にChatGPTを使う方法があります。しかし、万能ではないです。著作権侵害や嘘が混じっていないか注意が必要です。集客においては、Youtube同様、SNS(TwitterやLINE)を駆使して、集めましょう。※有料ブログであっても、検索順位が低いと、ほぼ来ません。
コスト
無料ブログ(無料)、ASP契約(無料)
基本、完全無料で出来ます。
ブログのテーマを凝った作りにしたいので有料テーマを買ったり、集客の為に広告を自ら打ったりすると費用がかかります。
3、せどり
収益構造
転売です。他サイトや中古リサイクルショップ等で安く仕入れた品物を楽天やAmazonで高く売る事です。
※フリマとの違いは、自身が購入し、購入時の値段よりも安く売っている場合は、課税対象にはなりません。
メリット
1. Amazonや楽天で売れている金額が見える為、およその利益額がわかる。
商品を仕入れる前に、過去に売れた金額をサイトで検索する事で、利益額の目安を立てる事ができる。
デメリット
1. 商品の仕入れ先を見つけるのが難しい。
2. 売れ筋商品を見つけるのは、センス。
3. 売れ残った時に丸々損失になってしまう可能性がある
4. リサイクルショップ周りの商品仕入れだと車が必須になる。
5. 古物商許可証が必要。※不所持でやっている方もいらっしゃるようですが、違法です。転売時には許可番号の表示と購入者の情報が必要になります。
対策ポイント
数をこなして、商品知識を養うより他ないと思います。
古物商許可証は、必要書類の提出と費用(15,000円位だったかと)を払う事で、割と簡単に手に入ります。(最寄りの警察署で確認又はネット)
コスト
商品仕入れの為の資金が必要。また、リサイクルショップ周りの場合は、車等の足代もかかってくる為、初期投資資金が必須。
4、株式投資
収益構造
証券会社を通じて、上場している株式を購入し、値上がり益や配当利回りで資金を増やす
メリット
1. 持っているだけで、配当や株主優待の特典を受けられる
2. スキルが上がれば、株式売買で値上がり益を得て、資金を飛躍的に増やせる可能性がある
3. 上場している有名企業の経済状態やその決算書が読めるようになる。経済ニュースに明るくなる。※知識を学んだ場合です。
4. NISA(非課税口座)を利用する事で、利益が全て非課税対象となる
5. 他の副業とは、課税方法が異なる(分離課税)。
他の副業(FX/仮想通貨含む)は、給与所得と合算され、総所得金額として課税されます。最大50%近い税金がかかってきます。その為、年間で給与含め1000万円の収入があった場合、1000万円×50%=500万円が税金として支払うことになります。
一方、株式投資は分離課税となっていて、給与所得とは、分離して税金計算されます。株式投資で得た利益は、全て一律20%の課税となります。
その為、給与300万円で、株式投資益が700万円だった場合(合計1000万円の所得)、
給与分の税金300万円×20%=60万円 + 株式投資益700万円×20%=140万円
となり、200万円が税金として支払う金額になります。
この例では、株式投資益の方が、税金の支払い額が300万円もお得になるという訳です。
※ただ、他の副業では、年間20万円までの利益の場合は、課税申告不要のメリットがあるので、年間で20万円益の場合は、他の副業でもお得になります。
デメリット
1. 株式投資は値下がりリスクが伴う。元本が減るリスクがある
2. 勉強する為の時間が最低1年間はかかる。
株式投資にまつわる経済ニュースサイトや株式サイトの情報を見て、決算内容や経済状況を理解できるようにならないと取引をしても負ける確率が非常に高いです。
3. 実践が大事。最初は小資金で良いので、やってみる事が大事。負けた時に、なぜ負けたのかをフィードバックして理由を探る事で、次回のミスを減らしていく事が出来て、理解が早まる。
対策ポイント
1つの株式だけで勝つのは、非常に難しいです。複数分散投資がおススメです。
1つ1つの株式情報をチェックするのが大変という人は、「日経平均225」「S&PP500(米国主要株式)」「VTI(全米国株式)」「オールドカントリー(全世界株式)」といった指数銘柄が、多くの株式がちょっとずつセットになっていますので、そちらを積み立てするのが良いと思います。※但し積み立ての場合は、20年位は積み立てを続けるつもりで行いましょう。
コスト
投資資金は必須になります。個別株投資なら最低、50万円位の投資資金はまずは用意しましょう。
今は、1株から株式購入が出来ますが、1株購入は不利な条件での購入となるケースがありますので、100株購入がおススメです。その場合、1株1,000円程度の株式でも10万円が必要になります。
積み立ての場合は、毎月の積み立ての金額を捻出できるように、支出を調整しましょう。
5、FX(仮想通貨含む)
収益構造
ドル円の為替取引や金・銀等の商品価格変動利益を狙って取引を行って利益を得るものです。
仮想通貨はビットコインなどの未知の通貨の需要/供給の変動を狙って取引を行って利益を得るものです。
メリット
1. 小資金で取引が可能。ネット銀行でも取引ができる為、とっつきやすい。
デメリット
1. 稼ぐ事が非常に難しい。
取引を見極める材料になる情報が乏しい為、値動きを読むのが難しい。※株式投資では、決算書、取引出来高、取引が一元に集約化といった裏付けがある。FXではチャートだけが、唯一の取引材料になる為、判断が難しい。
対策ポイント
私はFX取引は基本的にお勧めしません。しかし、やりたいという人は、レバレッジ無しでの取引をする事をお勧めします。
そして、何よりも情報が大事です。通貨情報、経済情報、センチメント情報をチェックして、通貨の値動きに影響を及ぼすニュースを抑えて、そのタイミングで取引を行う事が大事です。無策で挑むことは、お金を捨てるだけです。
コスト
レバレッジ(小資金を担保としてより大きな資金を貸し出す)取引が可能となっている為、1万円からでも取引が可能となっています。
6、ポイント集め
収益構造
アフリエイトをポイントサイトが行っていて、個人の方が、ポイントサイトを経由して、案件をこなす事で、ポイントサイトがASPより入る収益の一部を利用者に還元している仕組みとなっています。
ブログを作るのが面倒な人は、ポイントサイトを利用するのが良いと思います。ガチャやゲームなどでもポイントを貯める事が出来ます。
利用用途は多く、誰でも無料で始められる。
メリット
1. 獲得したポイントは無税。※但し、現金に換金した場合は、課税対象になるかもしれません。
※獲得したポイントをPayPayや楽天ポイントに変換して利用すれば、問題ないです。又、課税対象も他所得と合わせて20万円を超えない限りは問題ないです。
2. ポイントサイトに登録するだけで、直ぐに使えて、ポイントを貯める事ができる為、利用がしやすい。
3. NOスキル、NO知識で始められます。
ブログ/株式投資/せどり等、他副業はある程度の知識や仕組みを理解する必要が有りますが、ポイントサイトは不要です。
4. 案件によっては、簡単な作業で高額なポイントがもらえるものがある
最近だと、株式証券取引口座を開設し、5万円入金するだけで、1万ポイントがもらえる案件がありました。
デメリット
1. 1回限りの利用に限るものがほとんどの為、毎月一定額の高ポイントを貯めるといった事が難しい。
2. 毎日貯められるクリックやガチャは1Pといった小額の為、費用対効果が悪い。
3. 広告内容によっては、登録した事で、次々と勧誘メールが来るものがあるので、注意が必要
対策ポイント
メジャーな広告を利用するのが良い。※あまり知らない会社の広告を利用すると、横流しされて、自身の個人情報が漏洩するリスクもあります。
毎日クリックやガチャは、対象ページをスマホのトップ画面にショートカットを持ってくると、時短になる。
コスト
無料で利用ができます
総論
まずは、NOスキル、NO知識で始められるポイントサイトから始めてみるのが良いかと、そこである程度、資金を貯めれたら、株式投資に投資してみるのが良いかと思います。
株式投資では、個別銘柄で取引するか、指数銘柄で投資するか、のポイントは以下になります。
1. 個別銘柄は、メジャー(大企業)かつ配当がつく銘柄に投資するのがおススメです。
大企業は倒産リスクが少ない(※倒産した場合、株式が紙くずになります)。配当がつけば、値下がりしても、配当をもらいつつ、再度上がるのをじっと待ち続けられると思います。個別銘柄投資はある程度まとまったお金が必要になります。
あくまでも個人主観ですが、例を挙げれば、6178日本郵政、1605INPEX、9432日本電信電話など・・・。投資は自己責任です。上がる事を約束する事はできません。あくまでも参考程度にして下さい。
2. 指数銘柄は、全体のチャートを見て、半値位の辺りを100%として、その上か下かで入金額を調整しましょう。※下記、画像参照。入金額は毎月用意できる範囲の金額を設定して行うので、少額でも可能。
例として、毎月の入金額を2万円とした場合に、
基準線(中心辺り)を黄色線として、それより上に行っていたら、入金額を下げて投資をする。※現時点だと最高値付近ですので、1/10の金額にして2000円ずつを積み立てしていく(残金18000円は残しておく)。下がってきたら徐々に入金額を増やし、黄色線まで行ったら、2万円で入金。さらに落ちたら、徐々に上で減らしていた分を追加して入金をしていく。といった具合です
相場は常に上がったり下がったりを繰り返します。今は過去最高値を更新しており、非常に株式相場が沸いている状態です。こんな時は特に危ないです。資金は少な目にした方が無難です。でもさらに上がる可能性もある為、少しづつでも入金を継続していくのが良いです。
本来であれば、下値の時に入金額を増やしておくのが、ベスト。そして後に上がった時、利確です。
今の相場は、高値ですので、ここで買って、今後、下がってしまって、損切となれば、最悪パターンになります。
相場は次の予測が誰にもできません。私も予想を外す事があるので、ある程度、どちらに行っても損失を少なくし、利益を伸ばせる方法を考えながら、投資をしていく事が大事です。
株式投資を基本から勉強したい方へ
過去のデータについては、こちらから
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