【株式投資】(8358)スルガ銀行の取引が超やばい

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(8358)スルガ銀行は、東証プライム市場にも上場している企業です。誰もが信頼をおいている企業と言っても過言ではないはず。しかしそんな企業ですら、こういった事が起こりうるという事です。

スルガ銀行は、相当ヤバい問題を抱えています。完全に悪徳不動産投資会社のそれと全く同じ手口で個人投資家をハメ殺しにしているというニュースがありました。

全く採算性の無い不動産投資商品を、資料改ざんを行って、優良物件のごとく案内し、購入させてから、その騙されたことに気づくという仕組みになっています。

こういった不動産投資詐欺に引っかからないためにも、ブログに残しておこうと思いました。

私も実は、昔に経験が有る為、決して他人事ではないと思いました。あなたが信頼している人こそが、甘い誘いをしてくる可能性がありますので、十分注意をしておく必要があると思います。悪気が無いケースもあります。

この手の詐欺や勧誘は、実際に自分の目で見ることや、事前に対処する事で、防ぐことが可能だと思います。決して他人任せにせず、自分で確認を行う癖をつけておくことを推奨します。

スルガ銀行の問題について

以下のニュースを見てもらったほうが早いと思いますので、Youtube動画を御覧ください。

スルガ銀行は、以前に「かぼちゃの馬車」事件というサブリースの不動産投資案件で、問題を起こしています。その時の内容は、サブリースという形で家賃保証があるので、ローンを組んでも家賃収入からローンを返済でき、しかも収入も得られるというものでした。

しかし、実態は、サブリースなんて、あっという間に解約され、個人投資家に残ったのは借金だけという結末です。

今回のものは、もっと悪質です。はなから不良物件で有るにも関わらず、それを隠匿し、資料すら改ざんして、融資を通し、個人投資家に売りつけるという、○くざ顔負けの手法です。

銀行がやるべき所業では、全くないです。

余談ですが、私の話を少しすると、私も、私の親の代に、おじいさんの遺産の相続対策という事で、それまで平屋で商売をしていた土地に、ビルを立てて、家賃収入を得て、将来安泰な生活を保証するとの触れ込みで、銀行からお金を借りて、大手不動産とサブリース契約を結んで、ビル建築と管理の契約をしました。しかし、結果は、サブリース契約なんて、あっという間に解約され、家賃保証のはずが、一転、地獄へと真っ逆さまとなりました。しかし、私の時は、不良物件というわけではなかったので、一棟ビル売却という形で、なんとか事なきを得ました。私は、今でも鮮明に、その時の記憶が残っています。建設会社からの毎日鳴る電話、返済が出来なくなった時の恐怖、誰にも理解されない孤独感。あの苦しみは味わった人しか、わからないと思います。一生消えることの無い苦い思い出となっています。

個人投資家の失敗点について

こういった投資の失敗に共通している事は次の2点です。

  1. サブリース契約で安心して一生暮らしていける
  2. 投資物件を実際に見ていない

1、サブリース契約で一生安心は全くのデタラメ(嘘)です

これは、絶対に信じてはいけません。

私の時も、スルガ銀行と全く同じケースです。

大手不動産会社によるサブリース契約だったのと、私の叔父がその当時、銀行員だった為、おじいさんが、全権をその叔父に任せていました。最初は、順調に支払いが進んでいましたが、途中から、不動産会社から賃金保証の額を下げてほしいとの提示を受けたとの事です。一度下げてしまったら、そこからはもう下落トレンドまっしぐらです。いつしか収入額が返済額を下回る事になってしまったのです。これがサブリースの正体です。

賃金保証なんて何の保証もない嘘っぱちです。

未だにこういったケースが後を絶たないのだなと、今回のスルガ銀行のケースを知って、これはブログで記事にしておこうと思いました。風化させない為に、そしてこれからサブリース契約をしようという方の為に。

大切なのは、サブリース契約を当てにして、返済を先延ばしにしない事です。

私の時の失敗は、叔父がサブリース契約を当てにして、全く繰り越し返済をしてこなかったことです。契約当時は、収入額が返済額よりも多く、余力もあった為、その時に繰り上げ返済をしていれば、その後に収入額が減っても、対応できたかもしれなかったです。叔父は全く繰り上げ返済をしていなかった為に、収入が減って対応不可となってしまったんです。

POINT1

トータルの借入金額/毎月の返済額/返済期限と毎月の収入額をしっかり計算して、どの程度の下落リスクまで耐えれるのか?繰り上げ返済で、どの程度まで早く返済期限を早められるのかを、しっかり理解して、問題が無いかをよく吟味して、購入する事を強くお勧めします。

POINT2

返済が終わるまでは、収入額を全額繰り上げ返済をして、返済を終わらせる事を先に考えて下さい。お金が入ってきて、使いたい気持ちは分かりますが、借金が無くなってから、好きなだけ使って下さい。後で後悔をしない為にも

2、投資物件を実際に見ていない

これは、もう問題外ですね。

購入物件を見ないなんて言うのは、素人すぎる。不動産屋を信じて騙された投資家に落ち度があるとしか言えません。

投資家であるなら、自分が購入する物件を自身の目で見ないでどうするんですか!!

信用したのであれば、それはあなたが信頼した人が悪かったので、あなたの人を見る目が無いという事になります。スルガ銀行のケースであれば、見ず知らずの不動産屋を信用した方に問題があると思います。知らない人に物を頼んで、内容を見ずに契約しないですよね、普通…

物件を見れば、もしかしたら、破損個所や修理が必要な個所が出てくるかもしれない訳です。そういった部分については、値下げ交渉の材料になります。少しでも負担を減らす為に、しっかり値段と内容を吟味して購入するべきです。

POINT1

知り合いからの誘いや紹介であっても、必ず物件を自身の目で隅々まで確認する。破損やおかしな点は必ず指摘する。値下げできるのであれば、しっかり値下げしてもらう

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