【仮想通貨】国内取引所からメタマスクへトークンを送付する方法

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仮想通貨の取引をしていると、「Gamefi」(=ブロックチェーンゲーム等を提供している会社)や「Defi」(=資産を預かって、利回りを提供する会社)の利用をする場合があります。

その時に必要なのがメタマスク等のウォレットになります。

直接、国内取引所からGamefiやDefiに送金できれば一番良いのですが、大抵の場合は、メタマスク等のウォレットに送金し、ウォレットをGamefiやDefiに接続する事で、ウォレット内に保管されているトークンで取引を行う仕組みになっています。

一部、GALA Gamesのように、直接Game会社に送金して、プレイするスタイルのブロックチェーンゲームもありますので、事前にどのような対応になっているかをHPやブログ等で確認をしておきましょう。

対応手順は以下になります。※筆者はGMOコインをメインに使っていますので、GMOコインを元に解説しています。

送金規制がかなり厳しくなっており、面倒な手順を踏まないと送金ができなくなっています。一読して、予めご確認の上で、送金処理を行って下さい。

手順1:メタマスクの送金先アドレスとネットワークを確認

送金先のメタマスクのネットワークとアドレス情報を確認します。

メタマスクを開いて、送付先のネットワークを開きます。

ネットワークの切り替え方法については、「【仮想通貨】メタマスクにネットワーク(チェーン)を追加する方法」の「3、追加したネットワークの確認」から確認して下さい。ここでは、内容を割愛します。

ここでは、仮にイーサリアムチェーンの「ETH」を例に送金する場合を記載していきます。

メタマスクでイーサリアムチェーンを開く

メタマスク
(メタマスクより)

対象のネットワークを開いた状態で、「アドレス(赤枠)」をコピペ

要CHECK

サブアカウントを作成している場合は、必ず送付先のアカウントに切り替えて下さい。サブアカウントについては、「【仮想通貨】メタマスクのサブアカウントの作成方法」から確認して下さい。

メタマスク
(メタマスクより)

補足:基本的にメタマスクのアドレスは、ネットワークを変えても同じアドレスになっていますが、念の為に、送付先のネットワークにしてアドレスをコピペして下さい。一方で、サブアカウントでは、異なるアドレスになりますので、違う所に送付されてしまいます。注意しましょう。

手順2:国内取引所の送金するトークン情報を開く

送付元の国内取引所の対象のトークン画面を開きます。ここでは、GMOコインを例に操作していきます。

TOPページを開いたら、左側の「入出金」の「暗号資産」をクリック

GMOコイン
(GMOコインより)

送金するトークンをクリック。ここでは「ETH」をクリックします。

GMOコイン
(GMOコインより)

預入用」の画面が出てきてしまいますので、上部タブで「送付」に切り替えます

GMOコイン
(GMOコインより)

手順3:トークン情報の送金画面を開く

上部タブを「送付(赤枠)」にします。

新しく送付先を作るので、「+新しい宛先を追加する(赤枠)」をクリック

GMOコイン
(GMOコインより)

宛先情報を登録しますと出たら、

送付先はメタマスクなので「GMOコイン以外(赤枠)」を選択

GMOコイン
(GMOコインより)

送付先ウォレットと出たら、「プライベートウォレット(Metamaskなど)(赤枠)」を選択

GMOコイン
(GMOコインより)

受取人は、「ご本人さま(赤枠)」を選択

GMOコイン
(GMOコインより)

送付先情報の確認画面が出るので、自身の内容が記載されているのかを確認して、「宛先情報の登録画面へ(赤枠)」をクリック

※送金規制が厳しくなっていて、「ご本人」⇒「ご本人」への送金でないと送金できないようになってきています。送金元と送金先の情報が異なっていると遅れない場合がありますので、注意。

GMOコイン
(GMOコインより)

手順4:手順1で入手したアドレス情報をコピペして送付

宛先情報の登録画面が出ます。

①、「宛先情報(赤枠)」の欄には、送付時の宛先名が表示されます。その為、どこ宛のアカウント情報等を入れておくと、送付時に分かりやすいです。

例としては、メインアカウントのメタマスクであれば、⇒「メタマスク メイン」としておくと良いです。ニックネームには半角文字は不可

GMOコイン
(GMOコインより)

補足:宛先情報を設定すると以下の赤枠の様に見える事になります。

GMOコイン
(GMOコインより)

②、「イーサリアムアドレス(赤枠)」の欄には、「手順1:メタマスクの送金先アドレスとネットワークを確認」で入手したアドレス情報をコピペします

CHECK

アドレスは1文字違っただけで誤送付となります。送ったトークンは返ってきません。必ずコピペを使いましょう。

GMOコイン
(GMOコインより)

③、①と②の入力が終わったら、内容を確認し、下記画像の「チェックボックス(赤枠)」にチェックを入れて、「登録する(赤枠)」をクリック

GMOコイン
(GMOコインより)

手順5:メール認証と審査を経て、アドレス登録が完了

上記の「登録する」ボタンを押すと、登録アドレス宛に、認証の為のメールを送付したとの通知が出ます。

GMOコイン
(GMOコインより)

GMOコインに登録しているメールアドレスの「受信フォルダ」を確認すると以下のメールが届きますので、メール記載の「URL(赤枠)」をクリックをします。

(GMOコインからのメール内容)

URLをクリックすると、WEBページにて以下の確認画面が出ます。

内容を確認し、良ければ、「認証を完了する(赤枠)」をクリック

GMOコイン
(GMOコインより)

「宛先リストへの登録手続きが完了しました」のダイアログボックスが表示。

その後、再ログインとなります。

GMOコイン
(GMOコインより)
GMOコイン
(GMOコインより)

再ログインして、手順1から、送付タブに戻ると、審査中になっていますので、しばらく待ちます。

GMOコイン
(GMOコインより)

手順6:送付先の宛先情報から、送付量を入力

しばらく待つ(5~10分程度)と、使えるようになりますので、改めて、「宛先情報(赤枠)」をクリックします。

GMOコイン
(GMOコインより)

この宛先に送付(赤枠)」をクリック

下部の「チェックボックス(赤枠)」にチェックを入れて、「次へ(赤枠)」をクリック

ETHの「送付数量(赤枠)」を入力

送付目的(赤枠)」は選択式なので、内容の合っているものをご自身で選択

CHECK

最初の内は、送付ミスも考慮して、少ない量で試し送付を行ってみましょう。しっかり送れたなら、改めて一気に送るようにしましょう。

手順7:SMS認証を行って、送付実行

「送付数量」と「送付目的」を入力し終わったら、

SMSで2段階認証コードを受け取る(赤枠)」をクリック

登録済の携帯番号にSMSが来ますので、その番号をその下の「赤枠」に入力

さらにその下の「チェックボックス(赤枠)」にチェックマークを入れて、「確認画面(赤枠)」を押す

最後に実行確認画面が出ますので、「実行(赤枠)」を押して完了です。

メタマスク側で、送付したトークンがしっかりと送付されているのかを確認しておきましょう。

かなりの手間がかかる作業だと思います。その上、毎回、手数料を取られていきます。海外のブロックチェーンゲームやアルトコインは興味もあるかもしれませんが、慎重に取引を行うようにしていきましょう。

仮想通貨についてもっと知りたい方は以下リンクからご覧下さい。

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