今年もあとわずかで終わりますね。皆さんは、2022年の1年間はどんな日々でしたか?
私は仮想通貨に喜び勇んで参入し、惨敗した年となりました。
今年も終りを迎えるにあたって、この1年間でやってきたことを、色々と振り返って、反省やら、反省やら、反省やらを若干、ユーモアと自虐と交えて、まとめてみたいと思います。
題して、「仮想通貨アルアルに色々と引っかかってしまった初心者投資の反省談」です。
今まで、このブログに書いていないネタも、ぶちまけてしまいます。結構やらかしちゃってました。
1、買ったら下がる火葬通貨
初心者の誰もが経験する最もポピュラーなやつですよね。上がると思って、買ったのに、途端に下がりだすってやつです。私が今年買った通貨で最も大損したのが「DOME(Everdome)」です。
青汁王子こと「三崎さん」のYoutubeを見て、これは上がるに違いないと一緒に船に乗っかって、見事に沈みました。しかも高値圏の10円近くで買っちゃいました。私が買った途端に下がりだすってどうなのよって感じです。購入は自己責任なので、誰も責められません。
これ以降、上場狙いコイン購入はやめました。そもそも上場前に既に持っている人が売りに走ったら、全部持っていかれるよねって思う。上場後の売買における売り手って、コインを預かっている取引所や発行元の会社だから、そこからコインを買って、自分が買った時価よりも、さらに高値で買ってくれる人がいなかったら、自分が売り抜けることが出来ないわけだから、上場狙いで売買益を狙うのは、ほんの一瞬しかチャンスがないと思います。熱が冷めたら、買い手がいなくなって、ダダ下がりしてしまうわけですよね。
DOMEは、土地の売り出し時に若干盛り返しましたが、結局はダダ下がり状態となっています。ゲームの開発状況も今は見えてきません。ほんとに完成するのだろうか?・・
2、Defi、実はマイナスになる罠
Defiも結構流行りましたね。パンケーキスワップや、取引所/ゲームのステーキング、マイニングと様々ありましたね。私はパンケーキスワップとGATEの流動性追加をやっていました。収益がもらええるのが嬉しくて、始めたすぐの頃は、毎日ポチポチしまくって、回収してました。
しかし、これが、実は全く増えていなかったという・・・。まず収益としてもらえたとしても、その分、インパーマネントロスという通貨の変動に応じて、損失が生じる通貨の減少が起こっている事に、気づいていなかったこと、それとパンケーキスワップでは流動性追加、収益確定、流動性の解除、流動性への追加投資の全てにおいて、手数料が発生しています。少ない資金で運用した為、収益よりも手数料のほうが実は高かったということに気づかず、毎日ポチポチしていた間抜けでした。
GATEの流動性の追加における投入時からのコインの変化を以下の画像で確認して下さい。私は、投入時からのコイン量を一定期間ごとにスクショを取っていた為、その変化に気づく事ができました。
私は最初、HERO/LOA/DEVTI/SIDIUSのコインで流動性追加をしました。これらの通貨はUSDTとセットの組み合わせになっています。私の投入したコイン量は真ん中の赤枠箇所のComposition of Assetsの箇所を見て下さい。
始めた当初は好調で、コインも減らず、収益も上がっていたので、既存コインへの追加投資や新規コインでの流動性追加をしました。
しかし、5月を過ぎた辺りから、異変が起き始めました。投入していたUSDTが減り始めたのです。ちょうどドル円が利上げによって上昇しだした時期とも重なります。その為、当初は相対的価値の変動によって、USDTが価値が上がって通貨量が減って、他の通貨が価値が下がって通貨量が増えているだけと思っていました。
ところが蓋を開けてみると、USDTが減った量に対し、相対する通貨はそれほど増えておらず、又、コイン価値が激減している事から考えても、とても割に合わないロスが生じている事に気づきました。
とはいえ、時既に遅く、減ってしまった通貨が戻ってくるわけではありません。そして、今では収益も激減しており、コインも未だ継続して減っている状態です。とても投資資金に見合うものではなくなってしまっていました。
具体的に数値を上げるとするなら、始めた当初は、10万円投資して、およそ1ヶ月で5,000円~1万円戻ってくる位の勢いで収益が発生していました。これは凄い!と思っていましたが、わずか2ヶ月程で、崩れだし、今では、80万円投資して、3ヶ月で1万円戻ってくる位の感じです。とはいえ、通貨量がドンドン減っているので、実際、儲かっているのかは、定かではありません。1万円分以上の通貨量が減らされているという感覚です。残った通貨を全て現金化しても20万円にもならないかもしれません。
3、ブロックチェーンゲームはつまらない。稼げない。
「ゲームで稼ぐ」という触れ込みで始まったブロックチェーンゲームでしたが、実際にやってみたら、全然稼げない。
一気に大金つぎ込んで、一気に稼いだ先行者が売り抜けてしまうと、大幅にコインの時価が下がってしまい、あとに残った後発組は、焼け野原に取り残された人々となります。いくら頑張ってゲームをこなそうと、数円/日、稼ぐのがやっと、になってしまいます。よっぽどポイントサイトや楽天アプリでポチポチした方が、はるかに稼げます。
私がやっていた「タウンスター」というブロックチェーンについて、お話しすると、始めた当初、TOWNコインは17円でした、しかし、ゲームを始めると、次々と下落しだし、いまや1円位まで落ちてしまっています。コイン価値が1/17になってしまっている訳です。これではいくらゲームを続けても、初期投資額を回収するのは、ほぼ不可能となってしまいます。
4、誤送付、ロストが結構起こる
送付先のアドレスのコピペミスや対応ネットワークの選択ミスなどにより、間違った所に送付してしまい、そのままコインをロストしてしまうケースが結構ありました。
最初の内は、手探りでの送金を行っていた為、イーサ/バイナンス/ポリゴンといったネットワークがある事に気づかず、イーサにあるETHをバイナンスに送付して、ロストしたり、XRPの送付時にアドレス以外にタグが必要だったり、ステーキングで預けていたコインを回収したのに、メタマスクに反映されなかったりと、まだ、発展途上であり、法整備もされていない為、全て自己責任の泣き寝入りとなります。私はこれで数万円分は、ロストしています。
5、盗難・詐欺に遭うことも、しばしば
私は、経験がなかったですが、メタマスクが乗っ取られてコインを盗まれたり、詐欺アプリや詐欺コインをつかまされて、金を騙し取られるというケースもコミュニティーの中の話で、ありました。
ブロックチェーンゲームのプレイや私設の取引所にアクセスする際には、メタマスクを接続する必要があります。その為、接続した際に、ウイルスを入れられたかで、メタマスクに入っているコインを抜かれてしまったり、あるいは無料のAirDropのコインを受け取ったのが、実は詐欺コインで、そこからメタマスク情報を取られるなんて事もあったそうです。
6、上場されないままプロジェクト終了や、課金したけど、儲からないアプリもしばしば
未上場のコインあるあるですが、開発しているゲームやプロジェクトがとん挫して、結局、運営が逃げてしまって、コインがゴミと化すケースが結構ありました。
私がやっていたのは、「StarNetwork」というマイニングアプリで、毎日ポチポチするだけで、少しづつコインが貯まっていき、上場すれば換金ができるというものでした。今でもアプリストアには載っていますが、もうかれこれ6か月~1年以上(プロジェクト発足から)は経っていると思いますが、進展が全く見えない状況です。ただ無意味に続けていても、時間の無駄なので、今は止めてしまっています。
他にも、「TRON」アプリは、課金しないと出金できないアプリだった上に、課金分しか出金ができないという仕様で、全く稼げないアプリでした。
マイニングアプリは多数出ましたが、実際にコインが上場されず、結局換金できないまま終了となったものは数知れずあったと思います。またそこに課金をしたけど、結局回収できずといった事も多々あったと思います。
AirDropでもらったコインにおいても、上場したにも関わらず、換金ができない仕様のコインだった事もありました。「MetaUFO」はAirDropで頂いたコインですが、パンケーキスワップに上場していますが、換金しようとすると「Invalid(無効)」と出て、換金ができなかったりと、とにかくゴミコインがかなり出回っていました。
7、結局、騒ぎ出してからエントリーするのは遅い
結局は、ただ、周りが騒いでいる事に、踊らされてしまい、浮足立って、投資して失敗するという典型的なダメダメやパターンをやってしまいました。今回の失敗を経て、得た知識は、「皆が騒いでいる時は、もう遅いと考えた方が良い」です。
私の仕事仲間の中で、仮想通貨で儲かった人の話を聞くと、皆が騒ぐ前(2年前)から、既にコインを買っており、騒ぎ出した頃(昨年の始め)には、もう既に売り抜けており、かなり儲かったそうです。しかし、今年の税金の納付額が半端なく、苦しい生活を送っています。
その人の話を少しすると、その方は、仮想通貨が流行る前から、興味を持っており、自身で通貨の事を独自に調べていたそうです。その中でXRP(リップル)が国際送金もできる通貨という事で、いずれ注目されると考え、まだ何も目が出ない内から、かなり購入をしていたそうです。それが、一気に数十倍になったので、売り切ったとの事。
私がXRPを買ったのは、既に上がり切った所での購入でした((+_+))。
自身で様々な経済情報や新しい商品に興味を持って、それを分析し、価値を見出す目利きの力が無いと、投資は難しいと思います。そして、その情報を他の人よりも、いち早く先に見つけ出す事ができないと、既に時遅しとなってしまう事でしょう。
8、初心者や素人は、結局資金を失うリスクの方が高いだけ
自分で積極的に、新商品や新しいサービス/経済情報を見つける事に疎い人は、投資に向かないと思います。(※私もそうですので、私は今後、仮想通貨は撤退方向に舵を切るつもりです。)後乗り便乗しようとして、損だけする可能性が高いと思われます。
今後、再び仮想通貨が盛り上がる機会があるかもしれませんが、その時も、いち早くその情報をキャッチして、先乗りした人だけが、儲かると思います。皆が騒ぎ出した頃に、乗り始めたのではもう遅いです。普段は自分の生活をしていて、儲かりそうな時だけ、乗っかろうとする素人さんは、仮想通貨に乗るのはやめておいた方が無難だと思います。
仮想通貨についてに他の記事については、下記のリンクから
コメント