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FREDとは世界中の公的な経済データが手に入るサイトです。英語表記ですが、利用できるようになると非常に有益なツールになりますので、少しは使えるようにしておきましょう。
FREDのサイトへは、こちらか、下の画像リンクから飛べます。
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利用方法
全て英語での対応になります。早速やっていきましょう。消費者物価指数(CPI)を検索してみましょう。「Search FRED data…」と書かれた検索窓に「CPI」と入力して虫眼鏡マークをクリックするか、又は下の「cpi」と書かれた青いバナーボタンをクリックすると、以下の画面が開きます。
赤枠「Consumer Price Index for All Urban Consumers: All Items in U.S. City Average」をクリック
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下図①のような右肩上がりの線が出てきますが、これは経済指標で発表されるデータとは異なる形ですので、修正をします。右端にある「EDIT GRAPH」(赤枠)をクリックします。すると下図②のように「EDIT LINE1」がポップアップしてきますので、「Units」(赤枠)を選択します。
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ドロップダウンリストが出てきますので、「Percent change for year ago」(赤枠)を選択します。選択しただけで、グラフが変わってくれます。これが経済指標で発表されている本来の数値となります。後は右上の「×」を押して閉じれば完了です。簡単ですね。
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見るべきポイント
なぜ、異なるのかというと、最初に出てきたグラフは単純に物価指数を表した数値だった為です。経済指標で発表される数値は前年度との比較で何%上昇しているかを発表しているからです。物価上昇は毎年上昇している為、最初のグラフでは上昇曲線しか出てこない訳です。経済指標ではCPIは前年度の2%上昇を適正と考えている(図②赤線辺り)為、前年度の比較数値を見ており、その数値を発表しているわけです。つまり2%前後の上昇であれば、適正と考えられて問題とはされないという訳です。
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下記画像を見て頂ければわかる通り、赤線辺りが2%の上昇辺りとすると、2022年5月時のグラフ状態は異常とも思える上昇をしていると見えるでしょう。これがインフレ懸念となっています。そして、このグラフの見るべきポイントはもう1つあり、グレーの網掛けになっている部分の所がリセッション(不景気)になっていた時期となっています。これを見れば一目瞭然でCPIが大きく上昇した後に、概ねリセッションが起こっているのが分かると思います。その為、CPIが大きく上昇するのを防ぐ事で、リセッションが起こるのをセーブしているという訳です。
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CPIとFRBの動きについて
2022年のFRBの対応は、前年のコロナ流行により、金融緩和を行った事で、市場にお金をドンドン流した後に、自然に収まると当初考えていたが、ウクライナ戦争が起こり、その関連で石油価格の上昇と、連続でインフレ加速要因が一気に重なり、あっという間に、CPIが上昇してしまったという状況です。
この為、このインフレを止めようと、FRBは金利を上げ、先に市場に流したお金を今度は回収しようとしているという訳です。しかし、この一気に行われる緊縮政策により、株式市場はかなりのダメージを受けると考えられます。そしてFRBが何故そこまで躍起になって、インフレを抑えようとしているのかは、雇用の安定化が大前提にあるかと思います。
しかし、私的には、他にも要因があると思っています。ここに来てかなり対応を急いでいるのは、2022年10月に大統領選の中間選挙がある為に、それまでに何らかの結果を求められているのでは、と私は推測しています。その為、10月までは手を緩める事なく、緊縮政策を打ち出してくると考えています。
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もっと株式投資を勉強したい方は下記リンクからご覧下さい。
コメント
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