コロナ後の景気回復局面に向かう中で、今まで株価が下落していた旅行・飲食・行楽銘柄が、そろそろ元に戻るんじゃないか?という期待感もありましたが、オミクロン株の発生や金利上昇、中国の不動産業界の破綻、BNPL事業の雲行きが怪しくなるなど、様々な要因が重なって、いまだ上昇への糸口が見えていない状況になっています。
それを察知しているかのように、海外投資家や証券会社はここ数週間売り越しがずっと続いている状況(下記、投資主体別 売買状況にて確認)となっています。この状況下で買いに入るのは、さらに損失を膨らませてしまうだけかと思われます。ここは大口(海外投資家/証券会社)が買いに入ってくるのを待ってから、動いても遅くはないのかなと思われます。
この状況下で、ナンピンによる買い増しをしても、さらに下落して、損失大をなりかねません。確実に底を打って、移動平均線をしっかり上抜けし、海外投資家や証券会社が買いに入っているという所を見極めてから、買いに入った方が無難なと思います。ニュースでは割安とか買い時と言っていますが、上記、表の内容を見る限り、現状は個人投資家の信用買いと投資信託、信託銀行の買いにより支えられている株価という状況です。個人の信用買いはいずれ売らなければならないリスク買いです。これを踏まえると、今後も売り圧力は続く可能性が高いです。
証券会社は期間の区切りで、投資先を変えてきそうですので、1月や4月とかの区切りを過ぎてからの値動きを見てから、買いに入っても遅くはないのかなという気がします。
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