証券会社の見解は当てにしてはいけない

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本日の内容はニュース記事に出てくる証券会社が出している株式市場の見解はうのみにしてはいけないという話です。理由としては、2つ。

1つ目はどの業界にしてもそうですが、業界のマイナスイメージを出す事はしないという事。その為、証券会社としては、株式市場の取引量を増やしたいので、「買い時ではないというイメージは出さない」という事です。

2つ目は自身の買い時は、個人投資家に買ってもらいたくはないので、買い時の案内をしないだろうという事です。むしろ大口の株式を処分したい時買いを誘いたいほど、個人投資家の買いを誘発するコメントを出すだろうという事です。

以上の2点から、金融ニュースで見る証券会社が発表しているコメントは鵜吞みにしてはいけないです。あくまでも参考として、取り入れ自身でその内容を精査して、判断する事が重要だと思います。

アークのウッド氏、イノベーション株「極度に割安な領域に入った」 – Bloomberg

上記ニュースは、これから金利上昇局面を迎える中にあっては、私としては、信憑性に欠けるコメントかなと思っています。

また、以前、下記ニュースにより、日本株から離れたというニュースを11月に発表したモルガンスタンレー証券が、12月にはすぐに手のひら返しの日本株が買いの発表をしているので、この辺も切り替えの早さというか、ニュースの後追いをしっかりしておかないと、いつの間にか乗り遅れてしまう事を示しているかと思います。

11月に出たニュースがこちら

日本から逃げ続けるMSCI運用資金-きょう2000億円流出と試算 – Bloomberg

12月に出たニュースがこちら

2022年は米国の株・債券を避け、欧州と日本の株に注目を-モルガンS – Bloomberg

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