月毎のセクター別の騰落率(2021年10月)

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11月も中旬になってしまってますが、週毎のセクター別騰落率を掲載していて、「10月全体での騰落率ってどうなっていたんだろう・・・」と、ふと思ったので、ちょっと調べてみようと思い、急遽作成に踏み切りました。といっても、集計開始したのが、10/7からですので、今回のデータとしては、10/7始値から10月末の終値での比較で、上昇した銘柄と下降した銘柄に分け、騰落率を算出した結果となります。なので、あくまで参考として見て下さい。

10月での上昇率が高かったのが、意外にも「ガラス・土石製品:70%」、「鉄鋼:81%」。しかし、この2業種は銘柄件数自体が少ない為、セクター全体として上がったとはいえ、金額では「情報・通信業:44,295円」、「電気機器:47,380円」と圧倒的にIT系での上昇力が高かったと見て取れるかと思います。しかし、情報・通信業は510件、電気機器では238件の登録がある為、上昇した銘柄とそうでない銘柄で差が出ているものと思われます。銘柄の選別が、その優劣を決したのではないかと思われますね。

総評としては、やはり、金額的な上昇を狙うのであれば、IT系が一番高いという結果かと思われます。しかし、銘柄の選択が重要となり、外れると大きな損失にもつながりかねないといった所でしょうか。一方で、安定銘柄としては、鉄鋼、ガラス・土石製品セクターで、金額の上昇は無くても、銘柄の全体的な上昇があったのではと見れるかと思います。インフレ懸念から、現物への注目買いがあったと見られますね。今後もその傾向が続くとは限らないと思いますが。。

他方、銀行業、空運業はほとんどの銘柄で負けが込んでいる模様と見られますね。空運業はいまだ、コロナの影響が残っていると考えてよいと思います。銀行業は仮想通貨、ネット銀行、キャッシュレス時代の到来により、人気が落ちてきているのではと思われますね。

自分でも「フムフム」と思いながら、割と今の経済情勢を如実に表した結果が出たかな~と感じました。今後の投資戦略の足しにしようと思います。

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