これは私の見解なので、あくまでも参考にして頂ければと思います。私の銘柄選択の備忘録として掲載します。
思惑買いとは、そもそもなんなの?
思惑買いとは、新商品や新サービスの将来性に価値を見出して、会社の決算自体はさほど良いわけではなくても、将来大きく飛躍するはずという期待感から先行投資として、株式が買われる事。
これにより、株価が大きく上昇する事がある。材料買いとも言われている。私が思惑買いを判断する基準としては、以下の点で購入判断を決めている。
大きな株価の上昇がある
適時開示情報、株探、企業HP等に新商品や新サービスの情報は掲載されるが、私が最新記事をチェックして、先回りして買おうとしても、まず買えない事が判明した。例えば、適時開示情報にて13:00に新サービスの情報が開示された銘柄があったとしても、私がその内容をチェックして、「これは買い」と思って、その銘柄を見に行くと、既に大きく上昇した後である。これは全銘柄について言える事だと思う。AIによる先回りなのか?どうかは定かではないが、チャートの形状をチェックすると、13:00に開示情報が出たとして、チャート上では、13:01には上昇している状態であった。つまり人の手による情報の中身を読む時間を考慮すると、とてもその時間での取引は不可能という事になる。なので、先回りの買いは不可能なので、上昇があったのかどうかを判断する事にした。上昇しているという事は少なくとも好感をされ、皆の注目を集めたという事になるので。情報が出たとしても全く上がらない銘柄もある為、それは情報として、大した内容ではなかったと判断できる
将来性と株価との相関性
次にその商品又はサービスがどの程度株価に影響を与えるのかどうかを考える。これが一番のポイントで、これによって購入を決めるといっても過言ではない。その商品が一過性のものであるなら、株価の上昇も一過性と判断して、購入はしない。しかし、将来的に価値のあって、これから徐々に広まっていくだろう、又は利用されていくだろうと考えられるものについては、当然企業価値も上がるはずなので、株価も上昇すると考え、購入を決める。上記の内容で既に上がった株価とこれから上がるだろう株価を考慮し、まだ上昇の余地があると考えるならば、購入するといった感じです。今の株式市場では、1日の取引においての値幅制限という規制がある為、株価の上がる上限が決まっている。であれば、その日はエントリーできなくても、翌日どこかでエントリーできる可能性があると考える。
情報(新商品/サービス)の精査
これが最も難しいポイントになると思う。株価上昇をした情報がどれほどの価値を持つのかという所を精査する上で、私がポイントとしているのが、グローバル視点、ユニークさ、特殊性と考えている。
グローバル視点とは、文字通り世界規模で利用される又は利用を目的としている商品・サービスという事。世界中で利用されるとなれば、かなりの売上や事業規模拡大が考えられる為、将来性につながる。
次にユニークさは、他がまだ追随していない分野又は新商品・サービスの事。全く新しい分野の開拓であれば、これから広がっていく可能性が十分あると考えられる。但し、これは必要とされる商品・サービスであるかという事が必須になる。ごく一部の特定者を対象とした商品・サービスでは大きな成長にはつながらないかもしれないから。同時に親しみ易さというのもあるかと思う。多くの人に受け入れやすいキャラクターやサービスであれば、広がりも早いと考えられる。
最後に特殊性ですが、 他の会社では容易にマネのできないサービスや技術である事。これは市場では当然競争の概念がある為、他会社で同じような商品が追随されてしまうと、その商品・サービスが投資した会社ではなく、他の会社で売れていく可能性が生じる懸念がある為、他の会社では容易にマネのできないサービスや技術であれば、当面は市場を独占できる状態になり、成長性UPにつながると考える。
上記、3つのポイントから、株価への反映がどの程度になるかを考慮し、およその株価を想定して、そこまでの購入プロセスを考えていくという感じです。
商品・サービスと記載しましたが、M&Aも含まれると思います。但し、決算での上昇は一時的と考えています。将来性という観点で、決算情報は次回の決算も上がると言えないからです。
単に、株価が上昇したから購入するのでは、そこが高値掴みになってしまったり、実はもっと上昇する余地があるのに、早めに売ってしまったりと一喜一憂する事になってしまいます。なので、その銘柄のゴールはどこなのかを想定して株式を購入すると、より株式投資の楽しさが出てくるのではないかと思います。言うても、中々判断に迷う事は多々ありますけどね。
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