投資は若いうちから

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投資は若いうちからやっておくほうが良いという話をします。なぜ若いうちからやった方が良いのか

理由は、以下3つ

高年齢になればなるほど、勝ちにこだわってしまうから

普通の人は、年齢を重ねれば重ねるほど、資産を減らす事に臆病になります。一度でも多くの資産を得た経験をした人は、また増やせるからいいと考えるかもしれませんが、日々、何十時間も働いて、薄給をやっと手にしているサラリーマンにとっては、お金を稼ぐ事の大変さが染みついている為、数十万を失っただけで、取り戻すために何十時間もまた働かなくてはならないというどん底に陥ります。そして高齢になれば、若い時とは違って、あちこちに古傷やストレスが溜まって、思うように体が動かなかったり、無理がきかなかったりする為、失った額を取り戻せないという絶望に陥ってしまいます。なので、資産が減るという事に、とても敏感になっていくわけです。事実、筆者も資産を減らした時は、とてつもなく、暗く、陰湿な気持ちになって、しばらくは人と口をきくのも憂鬱でした。

勿論、誰もが負けたいと思っているわけではないので、勝ちにこだわる事は間違いではないのです。ですが、投資においては、判断が大事という事です。株取引をやっていると、購入した途端に株価が下がるという事がよくあります。その時、これはこのまま下がってしまうのでは?と自身の勝手な判断で株を手放す事があります。手放した後に株価が上昇して、やっぱり売らなければよかったと後悔します。年を取ると、自身の保有する資産を失う事を、あまりにも恐れるあまり正確な判断ができなくなって、せっかく勝てる投資も負けてしまう事があるという事です。負けた方が良いという事ではなく、時には負ける事を恐れてはいけないという事です。株価が一時的に下がったとしても、なぜ下がったのか?理由は何なのか?自身が投資した基準や目的は合っているのか?これをしっかり見極めてから、この先もずっと下がり続けるだろうから、売ってしまおうという判断ができていれば問題ないと思います。それができずに、値ごろ感や気持ちだけで取引をしてしまうと、逆に損失を膨らませてしまう為、投資に向かないとなってしまいます。

そして、若いうちの方がやり直しがききやすいという点です。結婚をしていなければ、数十万の損失を出したとしても、またやり直せば良いとか、副業やって稼げば良いという風に、あまり落ち込まずに、ポジティブに次のステップを考えていきやすいと思います。一方、家族がいたりすると、育児/職場/その他諸々の繋がりができてしまっている為、中々、新しいことに踏み出す事が出来なくなってしまいます。

金融/社会や税金の情報に詳しくなれる

ここが最も大事だと思います。社会人には、税金や金融/社会情勢はとっても大事な、知っておかなければいけない情報です。にもかかわらず、学校教育では全く教えてくれません(苦笑)。この情報に詳しいだけで、払わなくてもいい税金を払っていたり、もらえるはずの公的資金をもらっていなかったりと大きな損失を被って生きることになります。そして投資に至っては、寝かせておくだけで、数十万もの利益を得ることができたりするわけです。しかしながら、そういった生活におけるお得な情報を学校では一切教えてはくれません。自分自身で学ぶしかないのです。なので、将来の自分の人生をより豊かにする為にも投資を学んでおく方が良いと思います。投資をしなくても、金融や税金の知識をもっと養った方が良いです。世界中の富豪の人々は必ずと言っていいほど、投資をしています。それは労力をかけずにお金が増えていく最も効率の良い資産価値UPの方法だからです労働は自身の体力や労力を対価としてお金をもらう方法ですが、これには自身の能力の限界があります。

様々な行政の公的支援について知りたい方は、各省庁のHPを覗いてみると良いです。一覧はこちら

  • 新型コロナに関する支援であれば、厚生労働省経済産業省
  • 奨学金や学生支援であれば、文部科学省
  • 株取引におけるNISAのシステムについては金融庁
  • 税金に関する事なら財務省
  • また自身が居住している各市区町村でも独自のサポートがあります

を見てみるとどんな支援があるのか、これってどういう仕組み何だろうというのが、わかるかと思います。利用できるものがあったら、積極的に利用していくと家計や事業の足しになったり、困った時の助けになったりすると思います。

サラリーマンの魅力が薄れている

サラリーマンは会社の仕事をこなしていれば、安定収入が得られる為、資金を得るという観点では申し分ないです。しかし、年功序列や終身雇用制度が無くなった今となっては、昇進から外れたら、いくら身を削って働こうが給与は頭打ち。おまけに必要が無くなれば、窓際→希望退職とお払い箱行きが確定している現代で、自身で稼ぐ能力を養っておく又は将来設計を立てるという事が必要不可欠となってきていると思います。その為には、社会の仕組みや状況といったものを把握しておく事は大事だと思います。株式を勉強すると、現在、どんな業界が活発で、どの業界に注目が集まっているのか、これからどういった業界が伸びてきそうなのかという次世代を見据えた環境認識が養なえると思います。またその逆もしかりで、これから危ない業界やどういった対策をしておかなければいけないかという事も見えてくると思います。

簡単に例を挙げるとすれば、あなたが営業マンとして、商品を売り込むのに、話がし易いと思う企業は、1.赤字続きの企業ですか?、2.連続業績UPの企業ですか?答えは2ですよね。仮に売り込み先が1.だったとしても、どの分野で赤字なのか?商品はどう貢献できるのか?を説明できたら、だいぶプレゼンの価値も違うのではないでしょうか?

就職するにしても、当然、2.の方が良いに決まってますよね。四季報を見れば、従業員1人辺りのおよその給料までも確認が出来ちゃうんです。

最後に、私がお伝えしたいのは、株式投資をしなさいと言っているわけでは、絶対に無い!!。むしろやらなくていいです。しかし、「株式/金融の勉強をしておくと良いという事!!」です。それは「社会/経済の流れが分かる」ようになるからです。この事は学校や教師の方は誰も教えてくれません。

私も大学時代は、特に何も考えず、日常の出来事やTVや食べ物の話を友達と話すばかりで、投資や企業、金融の話なんて、一度もした事ないです(苦笑)。なので、偉そうに言えないですけど…。でも、だからこそ、そんな話が若くして、出来たらカッコイイと思いませんか?私はアラフィフからですが、こうして今からでも投資、金融の話ができるのって、ちょっとカッコイイかも〜と思ってますよ。できれば、実益も伴って欲し〜というのが本音ではあるけどね…(いや、これからやで)

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