15日に、チャイナ・プロパティーズ・グループ(CPG)が子会社が発行した社債について、同日の償還期限までに元本と利息を支払うことができずに、デフォルト(債務不履行)に陥ったと発表しました。期限を迎えた社債は2億2600万ドル(約260億円)で、金利は年15%。
上記ニュースをお伝えしてから、昨日、再び別の不動産会社でデフォルトの記事が上がっていました。
新力が18日期日のドル建て債2億5000万ドル(約285億円)相当の利払いと償還を怠ったのを受け、米格付け会社S&Pグローバル・レーティングは同社の格付けを「CC」から「選択的デフォルト(SD)」に引き下げた。19日の発表資料で明らかにした。との内容。
中国の新力控股、ドル建て債償還できず-恒大危機が不動産業界に波及(Bloomberg) – Yahoo!ニュース
そして、中国恒大集団株が21日の香港株式市場の取引再開も一時14%下落との事。中国不動産業界全体を巻き込んでのデフォルト危機となっているようです。この連鎖が続くと少なからず、世界の市場にも影響が出てくるかもしれませんね。
一方で、人民銀行が債権者保護を検討しているとの事。どこまで介入するのかは微妙ですけど。
中国恒大の債権者の法的権利を保護する=人民銀総裁(ロイター) – Yahoo!ニュース
しばらくは、常に危機感を持って株取引を行っていく事が大事かなと思っています。
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